MP-55 ナイトバードシャドウ

マスターピース

みなさんこんにちは。

本日は兼ねてよりご紹介したかった、マスターピースナイトバードシャドウをレビュー。

発売は2月末でしたが色々あって記事に取り上げるのがずれ込んでしまい申し訳ない限り。一消費者の発売後レビューなのでそこまで速度にこだわる必要はないだろうと常々思うのですが、話題としての鮮度も多少は意識したい所。

とはいえ今回、かなりレビューとしては歪というか、主に「性的な方向で」人を選ぶ内容になってしまったので、ある意味時流から外れたひっそりとしたタイミングが相応しいかもしれないと思っています。

そんな節でのMPナイトバードシャドウですが、物としては同じMPであるアーシーのリデコアイテム。基本的な構造は共通で細かい部分にナイトバード独自の要素が散りばめられている感じになっています。

そもそもナイトバードとはトランスフォーマーの初代アニメに登場するゲストキャラであり、地球人の手によって作られたくのいち型戦闘ロボット。つまり、設定としてはトランスフォーマーでも何でもないキャラクターなのです。

アニメにおいては変形もしない、単純な人型ロボットであったのですが、そこはトランスフォーマーブランドという事で「トランスフォーマーレジェンズ」にて同シリーズのアーシーをリデコする形で初めて変形ロボとして商品化されました。

その際の名称は「LG-15 ナイトバードシャドウ」。

そう、今回のマスターピースも名前にシャドウと付いており、パッケージ裏や説明書のバイオには「トランスフォーマーレジェンズ」の記述もあるのです。

今回のMPナイトバードシャドウは従来のようにアニメを原典とする立体物ではなく、玩具シリーズである「トランスフォーマーレジェンズ」を原典に持つという一風変わったマスターピースとなっているのです。

自分は今のところ縁がなくレジェンズ版ナイトバードは未だに入手できていないのですが、そちらを遊んでいるとニヤリとできるであろう要素がふんだんに詰め込まれております。実のところ、順番を前後させてレジェンズ版を購入してからマスターピースの記事を書こうかとさえ考えたぐらい。

ビークルモード

まずはビークルモード。こちらも当然アーシーと同じデザインの物になっております。

レジェンズ版でリデコ関係だった両者の「再現」と言い張る事で流用である事に面白みを持たせている点が良いですね。ナイトバードは「WFCトリロジーSIEGE」でもクロミアのリデコで登場しており、ウーマンサイバトロンの仕様替えで商品化する事が定番化し始めてるので今後も違った姿でナイトバードを見かける事になりそう。

ナイトバード独自の要素として今回新規で作り起された武器パーツを取り付けて「ムササビモード」に換装する事が出来ます。

これはレジェンズ版アーシーに付属していた武器をナイトバードとして発売する際にもそのまま同梱させた物であり、アーシーの武装マウント機能をナイトバード流に言い換えた形態。

本来はアーシーの流用武器であった物をナイトバードの個性として取り込みマスターピース化に際して新規で造り起すというこれまた面白い経緯を持っています。

その他、ロボットモードの胸部がビークルモードの先端に使われており、その部分は新規パーツになっている関係でアーシーとは差別化されている点。

これは流石に些細過ぎる。ビークル時に見えるロボットのパーツが少ない事から察していただける通り、アーシーもナイトバードも思いっきりガワ変形なのです。

ビークルモードは程々にロボットモードに行ってしまいましょう。

近年のマスターピースは変形が複雑化しておりファンの間でも賛否分かれる物になっておりますが、ナイトバードは比較的変形させやすい方ではあります。ビークルのパーツを細かくたたんで背中に詰め込むという正にガワ変形の極み。そのガワ変形具合が逆に構造を単純化しているので、部分的にタイトな箇所はありますが大体の部分はスルスルと畳んでいけます。

それではトランスフォーム。

ロボットモード

ムチッ♡

うおっ・・・・・・

――と、とてもプロポーションの整ったロボットモードですね。ガワ変形だと連呼したもののマスターピースだけあって細かいパーツを多用でき、本体に比べて小さい比率で纏まっているように思います。

フィギュア全体で比較すると変形トイである以上背負い物が気になるのは仕方がないのですが、ガワ変形のトランスフォーマーとしては圧縮率は高め。

ムチッ・・・♡

・・・肉眼では横から見ても案外薄めに感じる程度なのですが、写真だと本体との比率で見えてしまうので結果として厚みはそこそこ出てるように見えてしまいますね。

アーシーと異なりカラーリングがブラックなので存在感自体は薄めなのが救いでしょうか。

ムンッ・・・・♡

真後ろからはさすがにビークルそのままなのは仕方がない所・・・。

ムチッ・・・♡

――所・・・・・。

たぷんッ♡

・・・・・・・・・・・・・・・。

な・・・・・・

ナイトバードさん尻でっけえ!!!!!

アクションポーズ

いや、女性型ロボだなってデザインの上半身に比べてあまりにも下半身が艶めかしすぎる。

思わず腰に手を乗せたくなるような台形の尻、胸元から鼠径部にかけての反ったライン、腸骨と大腿直筋が一つながりに流れるようなラインを描く腰から太もも・・・眺めているとついつい両手が伸びて撫でまわしたくなるような魅惑的な造形ですね・・・。

本当にロボットなんですよね?と疑問符で頭がいっぱいになります。

なんか谷間見えません・・・・?

一旦そういう目線になると胸部アーマーも鎧ではなく「おっぱい」としての認識が強まります。

初代アニメのナイトバードは鉄板感の強い四角い胴体をしているのですが、今回のMP版はデザインを逸脱しないギリギリのラインで女性らしい丸みを取り込んでいるのが小憎らしいです。

その絶妙具合は表面張力で水が零れるかどうかというぐらいのギリギリ具合。レジェンズ版はまだアニメの面影が残っていたのですが、そのレジェンズ版から伝言ゲームのようにニュアンスを引き継いで女性感を追求した結果「これもう完全におっぱいだよ」というような具合に。

アーシーと言いナイトバードと言い、正直言って造形がいかがわし過ぎてキレるオールドファンがいてもおかしくはないです。

即物的なエロをボーイズトイに持ち込まないで欲しいというファンだって当然いるわけです。

僕ですか?・・・僕は大歓迎です・・・///。

男性向けコンテンツである建前に縛られ女性キャラとしての魅力も、ロボットとしてのカッコよさも中途半端になるぐらいならどちらかに尖らせた方が商品の魅力としては良いものになるんじゃないかと自分は思います。

そしてマスターピースは全年齢ではなく大人の客層に向けた物ですから、個人的にはマニアックな尖り方もアリなんじゃないかなと考えています。

ロボットにエロを絡めるのを忌避する気持ちもわかるんですけどね。例えば自分も男児向けロボット作品の主役は男性であってほしいと思っていて、女性主人公のロボット作品っていう風になるとそれはもう「マニア層向け」というニュアンスになってしまって男児向けの「男の子の目線で童心に帰って楽しめる良さ」とは別物だなあと思ってしまいます。

大雑把なくくりではありますが、男児向けコンテンツにも個々人によってそうたらしめる所以があるのですね。

ちょっと真面目な話をした勢いで、尻乳の話からいったん離れて付属品をご紹介。

武器やエフェクトパーツがこれでもかと付属しています。エフェクトパーツと銃器に関してはアーシーにも付属していた流用アイテムなのですが、手裏剣や近接武器はナイトバード専用に作り起されたもの。

ちょっと使い切るのが大変な量ですね。

グラビアポーズばかりなのでいつも通りのアクションポーズもいくつか。

可動性は多少のクセはありつつもかなり優秀であると思います。普段の「必要十分」とは異なり、マスターピースはタカラトミーが日本に向けて企画開発している商品なので引き出し関節が多用された、正にアクションフィギュア的な可動が出来ます。

個人的には首の可動がいまいちなのが少々残念です。ナイトバードの特徴である喉元を覆う装甲パーツがある分可動が妨げられるのは構わないのですが、そこを差し引いてもボールジョイントの受け軸側が窮屈で傾ける、そのまま左右に向くといったような動作がなかなか苦手です。

ベースとなったアーシーでは観測されない欠点だったので、わざわざ新造されたパーツでこういった結果になってしまっているのは口惜しい部分ですね。

また、アーシー同様の欠点として見栄えを重視した結果足が小さく接地面が少ないので自立性がかなり低いです。このあたりはどちらを優先するか難しい所ではあるので仕方がないかもしれませんね。

レビューが遅れた理由は立たせにくくて自分の集中力が持たないというのもちょっとありました。

それ以外は総じてマスターピースラインに相応しい可動範囲で、この型特有の人間らしい造形も相まってリアリティの高い、生っぽいポーズを取ることが出来ると思います。

フェイスパーツ

なんと紫色のマスク部分はそのままパコっと外してフェイスオープンさせることが可能。アニメにはこういった要素は登場しませんが、本商品は「トランスフォーマーレジェンズのナイトバードシャドウ」でもあるのでWEBや説明書で公開されていたコミックスでの活躍を抜き出した形になりますね。

単純にフェイスチェンジギミックとしてもストレスフリーですし、マスクを保持するダボ穴も単なる穴と言うよりダクトの様なデザインとして見れる形状になっているのが素晴らしいと思います。

顔部分もマスクとは別に交換が可能です。

取り外した際にはメカディテールがあってカッコいいです。自分はあまり覚えていないのですが、初代アニメに登場した際デストロン軍の改造手術を受けているシーンでこういったデザインが露出した感じなんですかね。

この商品をレジェンズ版たらしめる最大の特徴かもしれない、デフォルメがかったフェイスパーツ。

トランスフォーマーレジェンズのコミックを手掛けていた坂本勇人氏の作画そのものの可愛らしい造形です。

どちらかといえば自分の女性の趣味としては切れ長の目をした悪女的雰囲気のある通常のフェイスパーツの方が好みではあって、写真もそちらを中心にしたものばかり使ってはいるのですが、トランスフォーマーレジェンズという楽しいシリーズの思い出を公式も大事にしてくれているような気がして単なる付属品以上に嬉しい気持ちになれるパーツであるように思っています。

もちろんフェイスパーツを取り換えた状態でもマスクオンする事が可能です。

通常のフェイスパーツは少し怖くて苦手であるとか、徹底的にレジェンズ版コミックのナイトバードとして飾りたいという方はこちらを使う事でお好みに近づけられるのではないかと思います。

表情バリエーションだけでなく、ユーザーの好みで使い分けられるバリエーションとしても機能しているのが素晴らしいですね。自分も今後気分次第でとっかえひっかえしたい所。

白鳥モード

ふざけてませんって!

説明書にも記述がある立派な変形パターンなんだって!

トランスフォーマーレジェンズ WEBコミック|トランスフォーマーオフィシャルサイト|タカラトミー
トランスフォーマーレジェンズWEBコミック、ゆるーく無料配信中!!漫画:坂本勇人ここでは「トランスフォーマーレジェンズ」の漫画を随時更新中!「TFトイオタク!?」のビーストキャラたちが繰り広げる、ゆるーく楽しい日常劇。トランスフォーマー大好…

元ネタとしては上記の公式サイトに掲載されているナイトバードの後日談コミックスにてその雄姿を拝むことが出来ます。

作中での扱いとしては我々と同じく「なんじゃこりゃな変形」でしかないのですが、そこに「シックス族」の存在を絡めているのが上手い部分。

「シックス族」の元になった、多段変形を特徴とする「シックスショット」というキャラクターがナイトバードと同じく忍者であるという共通点を持ち、そしてその多段変形が実際のおもちゃでは結構厳しい見立てを要求してくる点をネタにしているジョークなんですね。

忍術による修行で体得した変形、と言うのもトランスフォーマーのロボット生命体らしい部分が垣間見えて楽しい部分であったりします。

こういうちょっとした小粋なおふざけが多いのがトランスフォーマーレジェンズや本商品の魅力だなあと自分は思います。

悪く言えば言ったもん勝ちの世界ではあるのですが、設定で補完してあげる事で同じような玩具に対してそれぞれ違った見方が出来るようになる。そうすると今までとは異なる良さを感じられるようになる。こうした認識のアップデートで見える世界を広げていくというのはすべての娯楽において共通の、かつ本質的な楽しみ方であると思います。

だからこそ最近はトランスフォーマーレジェンズと、その後釜であるジェネレーションズセレクトの両方が終わってしまい寂しい気持ちでいっぱいですね・・・。

それにしても白鳥モードねえ・・・ふーん・・・・

ムチッ・・・♡

ムチッ・・・・・・・・・♡

いやどうみてもアカンやろ。白鳥の首を足で見立ててるのは解る。すげーわかる。でも「動物の上半身」てやっぱ要素として凄く目立つんですよ。

一目見て真っ先に視界に入ってくるのが「動物の上半身」。そんな目立つ部分にこんないかがわしい造形の下半身を持ってきたら、そりゃあもう「エロケツとエロ脚を見せつけてきてるいかがわしい状態」にしか見えないんですよ。

対象年齢の低い立体物ではスカートを埋めてパンツを見えなくするように、色っぽい造形にしつつも公式はあえてその事には触れない、というのが大人のスタンスだと思うのですが、モロ見えな白鳥モードを用意したり萌え系に寄ったフェイスパーツを用意したりとここまであけっぴろげという事はやはり「エロい目でガン見していいんだぞ」という事なのでしょうか。

そういう事ならやってやろうじゃあねえかあ。

以降マスクオフ多めで。

個人的に足パーツが黒一色なのがぞくぞくする部分。

アーシーはベースカラーの白にグレーのアンクルアーマーが付いている、パーツ分けされたロボットの脚らしい雰囲気だったのですが、ナイトバードの場合はこれはいかん。

足首全体が一体に見えるせいで「黒い厚底のショートブーツ」のようないやらしさを発揮しております。すごくこう・・・蹴ったり踏んだりして欲しい・・・・。

実は脚を組ませられるほどの可動範囲は有していないのですが、変形用の関節を使えば角度限定でいろいろ悪知恵働かせられます。

そう、たとえば・・・・

うおーーーーっ!!!!

人間キャラの可動フィギュアでもそうそうできないエロ蹲踞が可能だ~~~~ッ!!!!!

これを夜に舞う艶やかな蝶モードと名付けよう。

うわあロボ玩具の尻じゃねえ。

なんというナイアガラフォール。

これはもう立派な大人の基地モードですね。

これは・・・これはカエルモード。

忍者とカエルってなんかセットなイメージあるし。カエルモードねこれ。

これでいいのか僕のブログ。

いやいいんです。エロだって立派な技術。人の感情を揺さぶるにはそこに至るまでの研鑽や研究が必要不可欠ですから。その執念の終着点にリスペクトを示すことはなにもおかしい事ではありません。

自分は本来ロボエロに興奮できるタイプではありませんが、そんな人間の目から見ても魅力的と言うのはそれはもう立派な技術の成果です。


以上、マスターピースナイトバードシャドウでした。

マスターピースラインの良さは通常ラインの玩具らしい堅実さやストレスを排除した造りとはまた別の部分を見ていく形になりますが、少なくともマスターピースだからこその良さというのは言葉はなくとも感じていただけた部分が多かったのではないかと思います。

個人的には造形や付属品の豊富さもさることながら、「設定や解説を充実させる文芸面での満足感」が高いのが「タカラトミーのおもちゃを遊んでいるなあ」と思えてよかった点です。

マスターピースといえば「アニメの再現度」の面にばかり目が行ってしまっておりましたが、実はアニメに登場していないキャラクターには文芸設定によって想像を膨らませるという面白さもある事に気付きます。

おおまかには説明書の記載に従いながらも、細かい活躍シーンなどはあくまでユーザーの想像に委ねるというスタンスが自分にはとてもおおらかで救いのある物に感じます。

ここの造形がアニメと違う、アニメの再現なのにあのパーツがない、あのポーズが取れない、と粗を探す方向に行ってしまうのは正直な話疲れるというのが本音です。どうしても気になってしまう部分だからこそ余計にジレンマとして大きい。せっかくのおもちゃなのだから、気兼ねなく遊びたいじゃないかと思うのです。

今回のナイトバードシャドウも再現アイテムではありつつも、出自の特殊さからアニメ未登場キャラと近い扱いになっており、遊び心地としては原典にとらわれ過ぎず手に取った人間の好きに遊んで欲しいという解放感に溢れているように思います。

と、しめくくりに真面目なことを言ってみますがトランスフォーマーレジェンズへの思いとあからさまなエロ造形で自分の情緒はもうめちゃくちゃ。

今回のレビューで結局何が伝わったのかはもうわかりませんが、ナイトバードさんを堪能出来て自分は大いに満足できました。私は好きにした。キミらも好きにしろ。

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