DA-65 バトルコンボイV-MAX 後編

ダイアクロン
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あれから一体のどくらいの時間が経ったのだろう・・・どれだけの年月が経ったのだろう・・・。もはや何故後編の記事をアップしなかったのか、その理由すら忘れるほどの日々を過ごしてきたが、いい加減ケリを付けよう・・・。

今回は長い事放置していたバトルコンボイV-MAXの後編記事、ロボットモードである決戦モードを紹介。追加武装であるパワードグレイターとバトルコンボイのセット再販が決まったので、タイミングもちょうどいいだろうと腹を括った次第。従って記事自体は分けますがパワードグレイターの紹介も予定。これで自分もようやく喉に残った小骨を取り払うことが出来ます。

改めてバトルコンボイV-MAXは『トライヴァース』と呼ばれるシリーズに属する、上半身と下半身の2機のメカによって構成される商品。また、全身に3mm・4mmジョイントを多数備えていたり、両肩のジョイントがダイアバトルス等のリブート初期アイテムと共通規格になっているなど、発売当時に盛り上がりを見せていたダイアクロンのカスタム遊びの集大成的アイテムとなっている点も見逃せません。

文章のノリや熱量、商品の状態や視点も前後編で大幅に異なる事必須ではありますが、お付き合いいただければ幸いです。

飛行戦闘マシン<MAX-01>

バトルコンボイの上半身を担当するMAX-01。見出しにもある通り飛行戦闘マシンという事で、所謂コアファイターやGメカチックなデザインになっていて凄くカッコいい。マッシブな機体の上半身ながら、架空の戦闘機として許容範囲の厚みに収まっているように思います。

ご覧の通り腕を後ろに回しただけ。

変形についてもおおまかにはシンプルな構造ですが、各所の小羽根が気を利かせており変形させ終えた際の満足度は中々のもの。

今回の記事で使用している隊員フィギュアはD-62移動基地隊員セット等、DA‐65の内容に含まれない商品も使用しています。

当然、隊員フィギュアと絡めた遊びも健在。

隊員フィギュアの存在はダイアクロンシリーズをロボットトイとしての楽しみ方のみならず、ジオラマ的なシチュエーション遊びも可能にする、極めて重要な要素。自身のコレクションから想像を膨らませて自分だけの部隊を編成しよう!!

例えば、今回使用している隊員フィギュアはDA‐65バトルコンボイに本来付属するデザインの隊員ではありませんが、肩とヘルメットに走る赤いラインがいかにもパイロットという印象で気に入ったため、バトルコンボイのメインパイロットとして抜擢!!自分の中のイメージとしては「トランスフォーマーアニメイテッド」のオプティマスのような、優秀ではあるがまだまだ部隊長としては若輩の部類という人物像を設定しています。

<MAX-01>発進する―――!!

コレクションから妄想が膨らむ。これぞダイアクロンです。

上でも書いた通り厚みのある上半身ながら小羽根のおかげでSFマシンとしてはしっかりカッコよく纏まっていて個人的にもお気に入り。

ボレットコア部分のデザインがそもそもカッコいいので、全体がそこに引っ張られている効果もあるのでしょうね。

腕の赤いパーツが垂直尾翼として移動すると残ったパーツと肩のパーツで機体後部に矢印状のパターンを形成するのが面白いと感じます。

コアファイター感ある角度。

タカラトミー×バンダイコラボの時にタカラトミー側からダイアクロン規格のガンダムとGアーマー出してほしかったな~・・・。

デザインもカッコいいし艶アリの質感が綺麗に光を照り返しすので撮影が楽しいです。

空を飛んでいる光景を思い浮かべながら様々な角度から機体を眺めるその様は正に『ブンドド』。

バトルコンボイの固定武装の他、着陸脚を展開すると左右の2連ミサイルが表出するギミックもあります。別の写真の方が見やすいかも。

武装が多いと妄想が膨らみますね。戦況やミッションに応じて機体を選んだり変形させたりして攻略していくダイアクロンのゲームとか出て欲しい。タカラトミーはゲーム分野めちゃくちゃ弱いのでかなり絶望的ですけどね。

走行戦闘マシン<MAX-02>

続いては下半身担当、走行戦闘マシン<MAX-02>。

名前からもわかる通り戦闘バギーと言った趣で、ボレットコアのデザインもトラックのバンパーの様な造形が施される事でささやかながらコンボイっぽさを醸し出しています。

01では元のバトルコンボイとの共通点はそこまで多くありませんでしたが、02にはデザインのテイストや構造など多くの箇所にコンボイらしさを残しており、当時の開発インタビューにて「TFのオプティマスに寄せ過ぎない方向を目指した」とは語られつつも機能から逆算された結果のデザインの収斂のような物が感じられます。

単体としてはこの形態専用の変形もないので『合体ビークルの下側』感が強いというのが正直な所ではあります。後ろから見ると足ピンビークルになっているのも数多のコンボイと同様。

02単体ではやや物足りなさを感じる事が影響し、写真の構図にも少々悩んでしまいました。

こちらのボレットも当然隊員フィギュアの乗降が可能。

所謂ゾイドのようなキャノピータイプのボレットコアが多い中、結構個性的な外観をしていると思います。先にも触れた通りコンボイっぽい要素はありつつも2連キャノンで大きく遠ざかっているのがなんとも独特。

ちなみにコクピットは引くほど狭い。

玩具なので基本は気にしたら負けですが、にしてもリブートダイアクロンでも屈指の居住性の低さを感じるコクピットなのでちょっとネタにしたくなります。

戦闘車両らしく装甲に備え付けられた固定武装を展開可能。

一斉に砲門が進行方向を向く様子は中々の迫力です。ただ、この武装は砲門の向きを変更することが出来ず、バトルコンボイの状態では完全に垂直方向で固定になってしまうので大きくシルエットが変わるギミックながら02限定の武装となっているのが惜しい点です。

単体でのプレイバリューには乏しいながらも、他のアイテムが絡むと状況は一変。車体の天面が端から端までピシッと面一にそろっている為、豊富なジョイントを介して小型のアイテムを積載させて遊ぶことが出来ます。

上に何かを載せるだけで化学反応的にシチュエーションが増加するのはトランスポーター型メカの特権ですね。

ジョイントを介さずとも、フラットな天面を活かしての直載せもアリ。バトルコンボイ発売時にはなかったアイテムとの組み合わせですが、極めてサマになってますね。

当然これらの後発商品はジョイントやボレットコアなどの規格は統一されているので、写真のような方法以外にもしっかり組み合わせて遊ぶことが出来ます。

足首の可動をリフトに見立てて降着。

買った当初は「通常カラー+追加パーツがで買いたかったな」と思っていたトレッドヴァーサルターですが、宇宙海兵隊verの成型色は存外に質感が素晴らしく、こうしたシチュエーション遊びを一際盛り上げてくれるので結果としては買ってよかった商品です。

正に大人のブンドドをしている。

ポッドグランダーと01を接続したライノグランダーも一緒に。

発売からかなり時間が経った今、改めて触ってもプレイバリューの豊富さは色褪せませんね。ライノグランダーなんかは当時は面倒くさがって試さなかった組み合わせですが、実際にやってみるとなんだかんだ見栄えが良く、玩具において組み合わせのパターンはとにかく多い事が重要であるのを再実感。

多重攻撃戦闘車 M.A.V

本商品をバトルコンボイたらしめる形態の一つ、MAV形態。

例によって数々のオプティマスプライム達や元ネタのバトルコンボイとも完全には一致しない、ダイアクロンリブートのバトルコンボイならではのデザインとなっています。

ダイアクロンリブートの商品デザインはそもそも再現路線には寄せ過ぎないという指標が明かされており、その上で世界観設定としてもかつてのカーロボットシリーズが活躍した状況とは異なる世界観となっているなどの理由から、今回のバトルコンボイもトレーラーキャブの姿で設計されなかったという背景があります。

また、ダイアクロンを再始動する上で販売戦略においてはトランスフォーマーとの差別化を当然強く意識されているとの事で、デザインだけでなくバトルコンボイの発売自体も初期から構想はありつつも慎重に機会を窺っていたことが語られています。

外観としてはここまで紹介してきたMAX-01,02がほとんどそのまま上下に重なった見た目をしています。

しかしながらフロント部にウエイトの集中したこのシルエット。分離機構を持つマシンの合体状態という理由の違いはありながらもバトルコンボイとしての説得力は強く感じられます。トランスフォーマーや元ネタにとらわれ過ぎないとはしつつも、結果的にリブート世界での新生バトルコンボイらしく仕上がっているのは流石の一言。

後方からの外観は配色も手伝ってかなりコンボイの名残が感じられます。連なる後輪に伸びたつま先、背中に回された腕部と変形に関する構造もほとんどそのまま踏襲されています。

MAVとは『Multipul.Attack.Vehicle』(多重攻撃戦闘車)の略称。設定上はこの状態から臨機応変にMAX‐01,02へ適宜分離しつつ攻撃を行えるという物のようです。

MAX-02の事を『合体ビークルの下側感が強い』などと言ってしまいましたが、その点も設定によってしっかりフォローされていたんですね。走行中の分離合体を考慮したら、土台側の変形は確かに最小限な方がリアルなのかもしれない。

ポッドグランダーと接続したスクランブルリンクモードでも。

こちらは以前の記事でも紹介しましたが、やはりバトルコンボイの要素として外せない形態なので再度写真をいくつか載せました。名前が戦闘船団ですからね。

とはいえ連結状態の全長は極めて長く、広くなった撮影スペースでも充分とは言えず。

というかスペースは広くなっても背景紙のサイズは変わらないのでぶっちゃけそこまで撮影スペースが大型化したとは言えない・・・・。

前述の通り後発シリーズであるハードダイアクロンからトレッドヴァーサルターをポッドグランダー内部へと搭載してみました。シンデレラフィットですね。

といっても全長が長すぎるアイテムなんかは流石に一工夫必要ですが。

撮影のためにポッドグランダーも改めて触りましたが、相変わらずすごい玩具です。近々再販されるバトルコンボイはあくまでパワードグレイターとのセットである為、ポッドグランダーを入手するには一工夫要しますが、ロボだけあればとは言わず是非とも手に入れて体感してもらいたい楽しさです。 

ここまでいろんな意味で長かったですがいよいよバトルコンボイ真の姿、決戦モードへ。

決戦モード バトルコンボイV-MAX

武骨で強そうなボディに派手な金装飾が非常に映える!!

個人的には凄くカッコいいと思っています。バトルコンボイの名にふさわしい力強さと玩具らしいヒロイックさを両立していて理想的塩梅。いかにも、バトルなコンボイがVでMAX過ぎるデザインです。

男児玩具において『V』を冠する玩具は、金装飾がある種の定番となっているように思います。ビクトリー。いやまあバトルコンボイのVはヴァースのVだとは思いますけど。

でも、本商品のデザインにはどこにも直接Vの字がないのに『V』って感じが結構ありますよね。自分だけかな。この商品が発表された当時、自分は強く『いかにもVって感じだ!!』と思ったものです。

特定世代だけかもしれないですが、金色とVってもう切っても切り離せないぐらいイメージがくっついちゃってる気がします。

腰にマウントしたライフルがシルエットに流れるような印象を与えていて、なかなかカッコいいバックショット。

腰のボレットコアは外すのが正しい変形だったと思いますが、付けっぱなしでも決戦モードに変形できます。面倒なのでこのままにしておりますが、02のボレットコアは01と違って4mm軸1本での接続なので指が当たるなどにより向きがズレやすく、どちらかと言えば外した方がストレスフリーな気がします。

顔は所謂正統派イケメンとも異なる独特なバランスの顔だち。

既にお分かりかとは思いますが、この顔のバランスは初代バトルコンボイ型の頭部バランスを踏襲したものと思われます。

当時の開発者インタビューにおいて、本商品は開発の最終段階ギリギリまで「本当にバトルコンボイとして世に出すべきなのか」を躊躇していたというエピソードが語られており、特に顔のデザインについては「いつでもコンボイではない商品として出せるように限界まで仮デザインのまま検討し続けていた」とも語られています。

この頭部デザインからはそんな開発者の葛藤の末に決断された、『トランスフォーマーではなくダイアクロンとしてのバトルコンボイを堂々と送り出すぞ!』という強い覚悟が感じられます。

新旧バトルコンボイ。

といっても自分が所持しているのはトランスフォーマーアンコールのコンボイであってダイアクロン版ではありませんが。まあ大まかな造形は同じなので雰囲気は伝わるかと。

旧トイのコンボイは頭部が丸みを帯びつつやや扁平気味であり、マスクは立体的ながら面積は小さめ、目も横方向に長く潰れがちと、本商品との共通点は自然と見つかってくるのではないでしょうか。

本体の可動はクセなく標準的に動きます。

ダイアクロンの商品としては珍しく、肩に前方の引き出し関節が設けてあるので武器によっては両手持ちをさせたり、角度を調整してニュアンスを出したりと活用できます。

独特な体型ながらしっかり可動映えもするナイスプロポーションです。

コンボイお馴染みのポーズで。

『トランスフォーマーのコンボイ司令官/オプティマスプライム』としてあまりにも有名になり過ぎたバトルコンボイが、トランスフォーマーに派生せず『もしダイアクロンのバトルコンボイとして進化し続けたら?』の姿がこそがこのV-MAXであるというあまりにもドラマチックな展開に当時は自分も大きく唸ったものです。自分はダイアクロンはおろか初代トランスフォーマーの世代ではありませんが、それでも歴史上の学説が大きく覆ったかのような衝撃でした。

角度のマジック。めちゃくちゃそれっぽいですが片膝立ちはできません。

そして膝の黄色塗装がめちゃくちゃ剥げている。初版の特徴として写真のように両ひざの黄色塗装が剥げやすいという物があります。もし本商品を再版ではなく中古で手に入れようと考えている方はこうした問題点も介入してくるため、特に事情がない場合は再販版での改善を期待してそちらを購入するのが安牌かと思われます。

設定上、バトルコンボイは初代から本商品も含め一貫して量産機という立ち位置の存在となっておりますが、全然主役も張れそうなカッコよさ。

カッコいいからオプティマスプライムとなったのか、オプティマスプライムとしてのカッコよさがそう思わせるのかは定かではありませんが、とにかく陸戦型ガンダムのような、量産機というにはアイコニック過ぎるビジュアルになっています。

突撃しながらのフルバースト。

バトルコンボイ以外の名義でも発売できるようにボディのデザインもコンボイとしての特徴は削いだと語られていますが、もうトランスフォーマー側が何でもアリの状態なので双方のファンとしては顔と色が似通ってて名前がそうなっているならそれはもう概ね似ているんだという感じに。無敵すぎるな。


人機一体なダイアクロンらしいディスプレイで〆。

以上、バトルコンボイV-MAXの紹介後編でした。放置してて本当にすまんかった。『別に気にしないけど後編が上がらないまま新しい記事投下してくの、片手落ちすぎてお前自身はキモくないのか??』という感じでしたよね。結構キモかったです。ごめんなさい。

自分としても商品自体は非常に気に入っていたので、バトルコンボイV-MAXをしっかりと撮影が出来てようやく満足いったような感覚です。

また、近いうちにパワードグレイターの紹介もアップ予定なのでそちらもお待ちいただければと思います。前回はそう宣言して数年跨いだわけですが、今回はなるべく早く実行できればと・・・。そんなわけで今回の総括は程々にこの辺りで。では。

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