SHフィギュアーツ 釘崎野薔薇

その他可動フィギュア

みなさんこんばんわ。今日は珍しくタイムリーなアイテム、3月26日に発売したばかりのフィギュアーツ釘崎さんをご紹介。

自分は呪術廻戦は超にわかもん、釘崎さんにブヒブヒ言っているだけのアニメ勢(しかも未だに観終わっていない)なのであまり積極的に関連グッズを追っているわけではありませんでした。しかしバンダイスピリッツから五条先生や虎杖くんのフィギュアーツ展開がスタート、玩具ファンとしてはこの上なく嬉しい流れとなり、以来フィギュアーツ釘崎さんの発売が待ち遠しくてたまらないという状態でした。

レビューとしてはあっさりめではありますが、普段あまりフィギュアを買わないという方々にも参考の一つにしていただければ嬉しいです。

じゃん。

意外と小柄な印象を与えるプロポーションで「釘崎さん怖いけどやっぱ女の子なんやなあ」と、キモい感想がぽろりと出てしまいます。

なにはともあれ見本から派手にギャップを感じる事もなく、事前情報から期待していた通りの物が届いてくれたという印象です。

宣材の時点では気付かなかった点として、肩周辺が可動のためのクリアランスを確保する関係で隙間がやや目立つという感じでしょうか。後述する表情パーツの選定からもバトルシーンを想定したアクション性重視の製品仕様という事なんでしょうね。

釘崎さんの堂々とした性格が表れたような、胸を張った姿勢にするとちょっと肩周辺のラインが綺麗に決まらないのはやや気になるかもしれないですね。

顔の造形はやはりアニメ準拠でいい塩梅に美人顔。下手に話しかけたら「あ”?」と睨み返されそうな釘崎さんのイメージがしっかり出ていると思います。すき。

下品な話ですが件の「乳カーテン」もばっちり再現されてますね・・・。胸の天面はつるっと張っているのに、垂れ下がった裾の部分は重力に逆らわない布の皺が集中しており「学ランの内側の存在」を確かに主張しております・・・。

胸に限らずですが布の皺造形は全体的によさげ。スカートの皺も「腰に乗っかって垂れ下がっている」ようなニュアンスがあり、間接的に腰回りの存在感を高めています。安産体型っぽく見えますね。

ただ、実際には「見えるだけ」で内側にある股関節パーツの幅は狭め。スカートの広がる角度よりも、両脚~股関節までの角度が鋭角気味になる事で脚を大きく広げた際にも両脚がスカートの中に収まりやすくするように設計されたのだと思われます。

腰を傾けると腹部のブラウスがチラ見えするのも臨場感あります。もうこの時点で買ってよかった。

ただしブラウスの造形は完全に腹部周辺のみで、可動性を重視した仕様の為か胸の造形は内部にはありません。おかげで少し腰をクイっと体重を傾けたような、女性らしい佇まいをさせる事が出来るのでこの辺はトレードオフな部分。

いくつかポーズも。上半身の可動に関しては不満がありませんね。個人的には前述したように腰回りが動かしやすいのが色々表情付け出来て楽しい部分です。

プロポーションがとにかく綺麗なので、おとなしめなポーズでも十分映えます。角度を変えて色々眺めたくなる綺麗さです。

衣類の皺の造形も本当に素晴らしいので、それに合わせてポーズを取ってあげるとすごくそれらしく決まります。

お下劣な感想ばかり零しましたが、普通の目線で見てもフィギュアとして優れている部分だと思います。

表情パーツも交えてアグレッシブなポーズも。

スカートは前後分割になっており両端に裂け目がありますが、脚をグイっと広げても余分に作ってあるスカートが裂け目を埋めてくれる構造になっています。

色も暗めで裂け目が目立たず、スカートのプリーツ部分に見える自然な造りですね。

表情だけでなく髪がなびいた様子を表現した差し替え頭部も付属。

顔の迫力が凄すぎます。

通常顔、叫び顔、睨み顔A、Bと4つも表情パーツが付属するのですが、通常顔以外どれも迫力のある顔つきなのでちょっと贅沢過ぎるというか、一つぐらい可愛い顔があっても・・・とちょっと思います。

別の会社ですが、グッドスマイルカンパニーのfigmaで虎杖くんと伏黒くんが発売決定しているのでおそらく釘崎さんもfigma化するはずなので、そういった可愛さ方面のパーツはそちらに期待ですね・・・。

どの表情パーツも怖いけど全部ちゃんと似てる、という贅沢な悩み。

歯を食いしばってにらみつけるこちらの表情パーツは正直、いかがわしいシチュエーションがぱっと思いついてしまう・・・。

敗北釘崎さん・・・・ウッ


以上、フィギュアーツ釘崎野薔薇でした。

発表された時から非常に楽しみにしておりましたが、期待通りの出来で安心いたしました。

バンダイの女性キャラの可動フィギュアは出来が安定せず、見本に比べて個体差が酷かったりアイプリントがズレていたりと発売までひやひやするモノが多かったのですが、キャラ自体の色数が少なかったためか引っ掛かる部分は特に見当たらず。基本的には宣材写真で解っていた範疇の物がそのまま買えるので今回はキャラを気に入っている方であれば幅広くおすすめできる物になっているかと思います。

近年のバンダイのハイエイジ向け商品はどれも転売のターゲットになりやすく、発売後に定価で買うという事は難しくなってきておりますが、こちらのフィギュアーツ釘崎野薔薇に関しては致命的な欠陥が特にないにもかかわらず定価以下での購入が容易な状況になっております。

購入を迷っているという方にとっては今確保してしまうのがもっともお得なんではないかと思われます。

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