皆さんごきげんよう。今回はトランスフォーマーレジェンズからLG-17ブラックウィドーをご紹介。
近年ではすっかり再現路線も定着し、当時のアニメそのままのトランスフォーマー玩具というのも珍しくなくなりました。しかしながら現在の路線に至るまでトランスフォーマーのリメイクアイテムは実に紆余曲折してきたと言えます。早期に決定版が出た物もあればコミックなどの媒体で新たな姿になった物、そもそも変形モチーフ自体が変わった物、と本当に様々です。
今回ご紹介するLG版のブラックウィドーはそんな再現路線が定着するちょっと前の商品。海外で発売されたアイテムに日本独自の仕様変更を施す形で再現度を上げていたトランスフォーマーレジェンズの良さを今一度かみしめながら、現在の路線とは違った魅力を持つブラックウィドーを見ていければと思います。
まずはいつも通りビースト形態からどうぞ。
ビーストモード
ビーストモードはセアカゴケグモという設定のブラックウィドー。
この商品は「トランスフォーマーアニメイテッド」のブラックアラクニアを元に仕様変更を施したものとなっており、あくまでベースは実在しない蜘蛛であるため生物としてのリアリティは低めです。
しかしながらデザイン自体は鋭角さのある玩具らしいデザインでカッコよさげ。個人的にはビジュアル以上に胴体部の接続が甘く、全体的にカッチリとまとまらない点の方が気になる部分ではあります。
手に持つと胴体のどこかしらがすぐにうごきがち。
新造パーツである複眼と牙はメカビースト色が強かったアラクニアよりかは生物的な表現がされています。
当時は強引だなと思っていた胸パーツで見立てた鋏角の部分も、なんとなくタランチュラやサソリのような幅広の鋏角のように見えてアリかもしれないですね。
いやセアカゴケグモちゃうんかい。
腹部には武器であるクローユニットが収納されており、ウィンチのように伸縮ギミックも備えています。写真のように蜘蛛らしい遊び方が可能。
糸を絡めたギミックはブラックウィドーでは最早お馴染みのギミックですね。
最新のリメイクトイであるキングダム版と。サイズ差に時代を感じます。
再現度に限って言えば当然キングダム版に軍配が上がりますが、コストカットの影響も大きく広い部分に着目していくと一長一短で総合的な良さは案外拮抗していると思います。
その点はロボットモードでも同様であり、過去に再現が甘いとされてきた部分が現在では返って新しい良さになりうるという逆転現象が起きているように自分は思います。
それではいよいよこのアイテムの本領発揮であるロボットモードに移りましょう。
ブラックウィドー変身!!
ロボットモード
・・・・・エッッッッッッッッッ!!!!!!!!
あしなっがこしほっそちちでっか・・・・実質マニア向けとはいえ対象年齢5歳以上の玩具とは思えぬ色気。わざとらしいほどに強調された「女性的な部分」が視界に飛び掛かってきます。
ベースがアニメイテッド版なので顔と胸以外のデザインは厳密にはビーストウォーズのそれとは異なる物になっています。とはいえベースのキャラが初めからブラックウィドーを踏襲したキャラクターであるのでイメージの食い違いは全くないと言っていいと思います。
むしろアラクニアの近代的な女性キャラの解釈が見事にウィドーの女性らしさを底上げしているように思います。
原典にはない五本指の手の造形やヒールブーツ的な脚、背中ではなく、腰から生えるビーストの意匠などは、正に女性の纏う美しいドレスのようなイメージを受けます。
限りなくアニメの姿に近いキングダム版とロボットモードでも比較。レジェンズ版は本当に、今となっては別物ではあるんですが別物なりの良さが随所に溢れていると思います。
クリアパーツやメタリック塗装、艶消し成型色など材質感も拘られている印象で玩具としてのリッチ感はむしろ勝っている印象。アニメイテッド期の金型である為、サイズも今より大きく作られており実物と対面したときの存在感にはなかなか驚けます。
自分が購入に踏み切った理由もサイズからくるおっぱいの存在感にノックアウトされたからといった所になります。
一見完璧に再現されているような印象の頭部も実は目が大きく、日本的な「美少女キャラ」のロジックに基づいてアレンジされているのだとわかります。
レジェンズ版は全体的に美少女キャラ的な解釈が全体にわたってされており良い意味での「二次創作感」があると思います。我々の様なスケベ小僧もこれにはニッコリ。
アクションポーズ
可動範囲はアニメイテッド期の物なので動く場所は所に寄りけりと言った感じですが、変形の都合で首や胴体が前後に可動するので女性らしい反ったポーズはかなり得意だと思います。
ポーズ付けがとても楽しく、ぶっちゃけ今回武器を使ったアクションポーズは一切撮っていませんでした。まあ是非もないよね。
鉄火面の様な無機質なデザインの顔ですが、素面が露出したような口元は非常に色っぽく作られております。塗料が堆積してモールドがつぶれるような事もなくクッキリと唇の形が視認出来ていいですね。
角度によってはニッと笑ったようにも見える絶妙な造形です。
うおーーーっ脚を組んだクモ姐さんにじっとりと見下ろされたい・・・
眼前で足を組み替えるのを眺めさせていただきたい・・・
つま先でチョンチョン小突かれたい・・・
ボディラインが強烈過ぎる・・・
ブラックウィドーさんにクスクス笑われながら色んなポーズをしてもらいたい・・・
本当におっぱいが大きい・・・・男ってどんだけおっぱいが好きなのよって笑い混じりに呆れられたい・・・・
脚もおしりもすきです・・・
蜘蛛のおなか部分が上下に可動するのが干渉除け以上の効果を発揮しています・・・。
本当におっぱいがおおきい・・・。
胴体に乗っかるおっぱいが好きすぎて腰をそらせたようなポーズをすぐにさせてしまいます。
鋏の異形感もよいものですが、やわらかな造形の五本指もポージングの説得力を向上させてくれます。
女性が自分の体を撫でるような動き、ホント大好きです。
このエロさを前に「手がハサミじゃないなんてブラックウィドーじゃない!!改悪だ!!」と言える方がいたとしたら相当な益荒男だと思います。
ぼくはもうどうでもいいですね(KD版もMP版も出てるし)
たぷっ♡て聞こえてきそうです。
ワオ♡
あ~~~っ・・・
あ~~~~っいけませんブラックウィドーさん
いけません
いけませんブラックウィドーさん!!
付属の武器はそんなことに使ってはいけません!!
武器の糸が短いのもきっと悪い大人が暴走しないように配慮された結果かと思われます。
ふぅ・・・・・
以上LG17ブラックウィドーでした・・・・。ただでさえ少ない語彙を完全に奪い去る、そんな魔力に満ちたトイ。なぜもっと早く買わなかったのか、と思う一方で決定版と言える完璧なデザインのブラックウィドーが発売している今だからこそ何倍にも魅力的に感じられるのだと言える部分もあるかと思います。
近年のシリーズでは女性型トランスフォーマーも多く出ていますが、ここまで「わかりやすく性的な造形」に振り切れるのは日本独自の企画であったTFレジェンズだからこそ。
現在はTFレジェンズは展開を終了しており、日本向けの展開はマスターピースとプレミアムフィニッシュに引き継がれています。日米の発売スケジュールの時差を後発アップデートによってフォローするといったTFレジェンズのユーザーライクな姿勢には今更ながら感謝の念が沸き上がります。
自分がトランスフォーマーに本格的にハマりだしたのはもうレジェンズの展開も終盤に差し掛かる時期だったので、いちユーザーとして買い支えることが出来なかったのを悔しく思うばかりです。日本主導のアニメ展開とまではいかずとも、せめてレジェンズ期の様な盛り上がりをまた見せてくれるよう、日本独自のアイテムはなるべく買っていきたいと思いました。
まずは発売も目前に差し迫った、MPナイトバードシャドウを迎えてあげたいと思います。
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